本記事では、レンタルオフィスと並べて語られることが多い「セットアップオフィス」と「居抜きオフィス」の特徴、それぞれのメリット・デメリットについて解説！ コストを抑えてオフィスを新設もしくは移転したい場合の、比較検討の材料にお役立てください。

目次

1. コストを抑えてオフィスを新設or移転！ レンタルオフィス以外の選択肢は？
   • セットアップオフィス
   • 居抜きオフィス
2. レンタルオフィス以外も含めて比較検討するなら、レンタルオフィスサーチに相談！

コストを抑えてオフィスを新設or移転！ レンタルオフィス以外の選択肢は？

コストをかけずにオフィスの新設や移転をしたいとき、レンタルオフィスと比較検討されやすいのが「セットアップオフィス」と「居抜きオフィス」。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握した上で、業種や業態、現在の状況に最も合った選択肢を選ぶことが、オフィス新設・移転を成功に導くコツです！

セットアップオフィス

特徴① 入居後すぐに業務をスタートできる！

「セットアップオフィス」とは、“セットアップ” という名前の通り、内装施工が済んだ状態で募集されており、オフィス家具や会議室などの業務に必要な設備もあらかじめ用意されているオフィスのこと。

一般的な賃貸オフィスでは、契約を締結してから実際に業務を開始するまでに、内装施工のための業者選定や見積り依頼、工事内容の打ち合わせ、オフィス家具や配線工事の準備などが必要ですが、セットアップオフィスでは入居後すぐに業務をスタートできます。

特徴② 入居時と退去時の費用が削減できる！

特徴①で説明したように、内装施工・オフィス家具があらかじめ用意されているため、入居時の費用を節約できることが大きなポイント。また、原状回復工事も不要なことが多いので、退去時の費用も大幅にカットできます。

ただし、入居時と退去時の費用が抑えられる反面、内装工事や設備にかかるコストが賃料に反映されているため、月額賃料は周辺の賃貸オフィスと比較して高めに設定されていることがほとんど。ランニングコストを重視したい企業には、あまり向かないかもしれません。

特徴③ 自社占有できる！

レンタルオフィスと比較すると、自社のみでオフィスを専有できることが大きなポイント。同じフロア内に複数の企業が入居しているレンタルオフィスよりも、セキュリティの面で安心感があると言えます。

セットアップオフィスはレンタルオフィスよりも物件数が少ないため、気に入った物件を探すのは少し大変かもしれません。「レンタルオフィスサーチ」ではセットアップオフィスもあわせてご紹介できますので、比較したい場合はご相談くださいね！

居抜きオフィス

特徴① こだわりの内装デザインを引き継いで入居できる！

「居抜きオフィス」とは、前に入居していた企業の内装をそのまま引き継いで入居できるオフィスのこと。

最近では、採用やブランディングのためにこだわりの内装デザインを施している企業も多く、企業のカラーや希望のレイアウト、入居条件などが運よく合致すれば、コストを節約しながらこだわりのオフィスに入居することができます。

特徴② 周辺相場と同等の賃料で入居できる可能性が高い！

セットアップオフィスとの比較で見ると、月額賃料はお安めに抑えられます。『デザイン性の高いオフィスに入居したいけれど、初期費用だけでなくランニングコストも抑えたい』という場合は、セットアップオフィスより居抜きオフィスが向いていることも。

ただし、居抜きで入居できる期間が限られていることには注意が必要。また、企業間で直接話し合うと、譲渡する家具の範囲などでトラブルにつながることも……。居抜きオフィスを検討する場合は、必ずプロのエージェントに相談してくださいね。

まずはどんな物件があるか見てみたいという方は、姉妹サイト「居抜きオフィスナビ」をご覧ください。

レンタルオフィス以外も含めて比較検討するなら、レンタルオフィスサーチに相談！

ここまで、コストを抑えてオフィスを新設・移転する場合の選択肢として、セットアップオフィスと居抜きオフィスについて解説してきました。

とはいえ、実際に見てみないとよくわからない……という場合は、「レンタルオフィスサーチ」にご相談ください。全国に拠点展開するオフィス専門の不動産会社が運営しているため、流通しているすべてのオフィスから、最適な選択肢をご提案します。